4.「教育」
質の高い教育をみんなに
すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
開発途上国の小学校就学率は91%に達しましたが、依然として5,700万人の子どもが学校に通えていない状況です。
人々が貧困状況から脱却し、自立した人生を送るためには、教育は必要不可欠なものです。
学校教育にも、社会教育・生涯学習にも、希望するすべての人々に平等に提供されることが大切です。
私たちにできること(取組事例)
小中学校の「学校教育活動支援ボランティア」に登録します。
「生涯学習人材バンク」を利用して、新しいことを学びます。
地域の「まちづくりサークル」や「講座」などに参加します。
ターゲット(小目標)
4.1 | 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにします。 |
---|---|
4.2 | 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにします。 |
4.3 | 2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにします。 |
4.4 | 2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させます。 |
5.5 | 2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子供など、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにします。 |
4.6 | 2030年までに、全ての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにします。 |
4.7 | 2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにします。 |
4.a | 子供、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、全ての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにします。 |
4.b | 2020年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、並びにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させます。 |
4.c | 2030年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員研修のための国際協力などを通じて、質の高い教員の数を大幅に増加させます。 |
国際指標
4.1.1 |
(i)読解力、(ii)算数について、最低限の習熟度に達している次の子供や若者の割合(性別ごと) (a)2~3学年時、(b)小学校修了時、(c)中学校修了時 |
---|---|
4.2.1 | 健康、学習及び心理社会的な幸福について、順調に発育している5歳未満の子供の割合(性別ごと) |
4.2.2 | (小学校に入学する年齢より1年前の時点で)体系的な学習に参加している者の割合(性別ごと) |
4.3.1 | 過去12か月にフォーマル及びノンフォーマルな教育や訓練に参加している若者又は成人の割合(性別ごと) |
4.4.1 | ICTスキルを有する若者や成人の割合(スキルのタイプ別) |
4.5.1 | 詳細集計可能な、本リストに記載された全ての教育指数のための、パリティ指数(女性/男性、地方/都市、富の五分位数の底/トップ、またその他に、障害状況、先住民、紛争の影響を受けた者等の利用可能なデータ) |
4.6.1 | 実用的な(a)読み書き能力、(b)基本的計算能力において、少なくとも決まったレベルを達成した所定の年齢層の人口の割合(性別ごと) |
4.7.1 |
ジェンダー平等および人権を含む、(i)地球市民教育、及び(ii)持続可能な開発のための教育が、 (a)各国の教育政策、(b)カリキュラム、(c) 教師の教育、及び(d)児童・生徒・学生の達成度評価に関して、 全ての教育段階において主流化されているレベル |
4.a.1 |
以下の設備等が利用可能な学校の割合 (a)電気、(b)教育を目的としたインターネット、(c)教育を目的としたコンピュータ、 (d)障害を持っている学生のための適切な施設や道具、 (e) 基本的な飲料水、(f)男女別の基本的なトイレ、(g)基本的な手洗い場(WASH指標の定義別) |
4.b.1 | 奨学金のためのODAフローの量(部門と研究タイプ別) |
4.c.1 |
各国における適切なレベルでの教育を行うために、最低限制度化された養成研修あるいは現職研修(例:教授法研修)を受けた (a)就学前教育、(b)初等教育、(c)前期中等教育、(d)後期中等教育に従事する教員の割合 |
この取り組みを行なっているSDGs会員
琴崎八幡宮
3.あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を増進する
神社の境内は五感を刺激する空間を提供し、また、琴崎公園を都市公園として市民に開放することは、運動の推進、健康寿命の増進に寄与する。同時に、自律性の回復を促し、感性を豊かに育みます。
また「祈り」を通して感謝の心、利他の心を育み、眠っている本来の力を引出し、より良い社会の構築に寄与します。
4.すべての人々への、包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
戦後創設された琴崎保育園は神社の保育園として、県内でも珍しく、いかなる家庭環境の子供を預かり、平等に機会を提供している。自然の恵みと祖先の恩とに感謝し、浄明正直の心を育み、人間性を高め、日本人の「和」の精神と持続可能なライフスタイル「常若」の思想の意義を発信します。
11.包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する
境内環境の修繕・整備。また、森林保全に努め、国道沿いにある緑、花、境内にある、桜、紅葉、つつじなどの生育に力を入れ、文化遺産の価値を高め、その意義を発信します。
祭などの地域行事を催すこと、また、憩いの場となる、空間の提供により、人と人とをつなぐ役割も果たす。
15.陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
境内環境、特に森林の保全活動を通じて、生物多様性を含む山地生態系、いわゆる鎮守の杜を保全します。
株式会社UCDコンサルティング
・廃棄物管理システムによる廃棄物削減
・若者の起業推進
・伝統文化の技術革新
・年齢性別によらない雇用システムの構築
・海洋ゴミの清掃
・災害地の復興支援
・環境負荷の少ない生産システム構築
エシカルバンブー株式会社
大きな環境問題となっている放置竹林から洗剤など日用品をプロダクト開発し、持続可能かつ循環型の資源化モデルを構築することを活動の要としております。
エシカルバンブーが作る全ての製品は地球や環境に負荷をかける事なく製造し、“土から生まれたものは土へ還す”というこだわりを持ち続け、安心というバトンを未来に繋げサスティナブルな社会の実現を目指します。
エシカルバンブー企業理念
環境衛生連合会 新川支部
・渡辺翁記念公園を中心とした新川地区特有のすばらしい景観を守り 美しいまちづくりを推進するために、これからも美化作業を継続実施します
・毎朝、すべての年齢層を対象に渡辺翁記念公園でラジオ体操をおこない、街中の健康維持を推進します
髪きりむし
・ヘアケアマイスターの認定を取得し、お客様の頭皮/髪の健康保持と情報提供を行う(カウンセリング)
・ドライヤー設備の独自開発(女性を中心とした生活の向上)
・雇用環境の最適化(勤務形態の自由化/女性の雇用)
・水分解性の高いシャンプーの使用
・前売り券の導入(顧客の利用方法拡大と雇用条件の好循環)
・ヘアクリップの独自開発
・小学校などへのキャリア教育で理容業の価値を伝える
みーこ
昨年、ネパールの教育機関にてフィールドワークを実施し、教育の地域格差などを目の当たりにし、このような格差をなんとか是正していきたいという思いが強くなりました。
日本では、ボランティア活動(児童養護施設における教育支援・様々な活動の手伝い、障がいを持った方々との交流、障がいのあるお子さんに対しての英語教育支援など)を3年前から行っています。また、無国籍学生への教育支援の経験があります。
今後は、これらの経験を踏まえ、SDGsに向けての効果的かつ効率的な取り組みを、教育からだけではなく、様々な方向から考え、実施していきたいと考えています。来年から院への進学を検討しており、そこでぜひ宇部市を対象地域としてSDGsについてさらに深く考えていきたいと考えています。
株式会社トーフミート
・こども食堂への食材提供
・大量生産、大量廃棄ではなく必要な量だけ製造し食品ロスをなくす。
・様々な食文化に対応する商品を開発し、国内だけでなく海外でも通用する商品を提案
株式会社 広島銀行 宇部支店
■地域社会・経済の活性化への取組み
■高齢化社会に対応した金融サービスの提供
■ダイバーシティ・インクルージョン
■地域のお客さまが安心して暮らせる社会づくり
■地球温暖化・気候変動への対応
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 センター事業団 山口宇部出張所
ワーカーズコープは、働く人びとや市民がみんなで出資し、経営にみんなで参加し民主的に事業を運営し、責任を分かち合って、人と地域に役立つ仕事を自分たちでつくる協同組合です。
働く人たち、サービスを利用する利用者や家族、地域に住む人たちと“協同”しながら、みんなで事業を運営します。
そして、意見を出し合い、話し合いをしながら、新しい仕事や地域活動に挑戦します。
みんなで協同し、「ともに生き、ともに働く」社会をつくる『協同労働』を地域のみなさんに伝え、誰もが安心して暮らせるまちづくりを目指しています。