6月14日（水）、山口県立宇部高等学校探求科１年生の生徒さん約８０名が参加する授業「ＳＤＧｓセミナー」が、宇部市長、アドバイザー、学校運営協議会委員、中学校教員の方々が見守るなか開催されました。

宇部高等学校探究科ＳＤＧｓセミナーの開催は、昨年に続き今年で３回目です。

令和５年度は、探究科の生徒さん一人一人が、宇部市の課題やＳＤＧｓの取り組みを知り、宇部市のまちづくりを「じぶんごと」として捉え発表するというものです。

そこで、『宇部市が宇部高生と取り組みたいＳＤＧｓテーマ』として、１．地域資源を活用したまちづくり、２．災害に強いまちづくり、３．中心市街地活性化によるまちづくり、４．北部地域の振興によるまちづくりの４つの課題を宇部市から事前提案させていただきました。

まず、各自が考えた課題解決策を班ごとで共有した後、各班の代表者１５名から課題解決に向けた研究成果の発表がありました。

発表においては、ＳＤＧｓの目標１１「住み続けられるまちづくり」をしっかりと意識し、生徒さんそれぞれの視点から「持続可能な社会の実現」を基本に、課題解決に向けた研究成果が説明されました。

ＳＤＧｓ達成のためには、学校、企業、行政など、様々なステークホルダーが連携し、生徒さんが示されたように、まずは「課題を共有」すること、そして、共通の目標に向かって取り組む「共創による取組み」が重要です。

大人では気づかない視点や若い世代のアイデアをダイレクトに聞くことでき、市職員にとっても貴重な時間となりました。

宇部高等学校探求科の皆さん、ありがとうございました。

これからも一緒に宇部市の「持続可能なまちづくり」に取り組みましょう。