9月10日から9月26日まで宇部市立図書館において、国際理解、国際協力、海外交流等や、ＳＤＧｓの推進に向けて海外青年協力隊パネル展と、海外の素材を使ったものづくりワークショップが山口県ＪＩＣＡ（ジャイカ）デスクの主催で開催され、宇部市も参加しました。

9月19日は、隊員の方から「コロンビアって、どんな国？」と題したお話と、「皮でキーホルダー＆髪飾り作り」のワークショップ

そして、9月26日には、小学校教員としてタンザニアに派遣された隊員の方から「アフリカを身近に！」と題したお話と、「牛乳パックとアフリカ布でカードケース作り」のワークショップが開催されました。

参加された市民の皆さんは、開発途上国の教育、文化、医療、気候、日常の暮らしなど、自分が思っていた認識との違いに驚かれたようで、熱心に隊員の方のお話を聞かれていました。

また、タンザニアに小学校教員として派遣された隊員の方からは、生活習慣や文化の違いに苦労されたお話や、タンザニアにはない「図工」や「体育」といった科目を子どもたちに体験させ、一所懸命に絵を描く子どもたちの姿に感動されたようです。

お話の後は、美しい「キテンゲ」（アフリカ布）を使ったカードケース作り。アフリカ文化に触れられた嬉しさから、皆さん、自分が選んだ布で楽しくケースを作られていました。

ＪＩＣＡ（独立行政法人国際協力機構）は、日本の政府開発援助（ODA）を一元的に行う実施機関として、貧困削減、感染症、紛争、自然災害、気候変動など、開発途上国が抱える地球規模の様々な課題解決に取り組まれ、ＳＤＧｓの達成に大きな貢献をされています。

宇部市は、今後もＪＩＣＡをはじめ様々な関係機関等と連携して、このような取り組みを積み重ね、2030年のＳＤＧｓのゴールに向けて取り組んでいきます。